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身体から精神、性的マイノリティまで含め、障害をもつ

撮影被写体を募集しています。


下の文章はたぶん2006年ごろに書いたもので、いまの思いとは遠いものになっています。
カチカチの言葉でカチカチに言っているね。 6年かあ、としみじみします。
障害とかマイノリティとか尊厳とか研ぎ澄まされているとか、
そういうことは今はどうでもよくなっています。
というよりも、6年前の自分自身がそうありたいと信じたかっただけでした。
そんな看板を臆面もなくずっとかかげてきたなー、と、ほほほ、自分のごう慢さに笑っちゃう。
でも、無理にでもそれはきっとあると信じて始めないとなにも動けないな、
というキリキリした思いもあって、これまでかかげてきました。
そしてこのごろ「この看板はどうもちがうなあ」と思うようになりました。

いま思うことは、
それぞれのみんながみんな、何かの断片でしかないな、ということです。
言いかえると、みんなたったひとりの当事者だということで、
その当事者だという自覚が強くあるひとと会いたい。

身体、精神に障害があるひと、LGBTのひとはその当事者意識がガチリと立っているひとが多く、
それがとてもかっこよく見えていたからわざわざ打ち立てていたんだな、と思います。


その断片同士がそれでも隣り合ったという、とほうもない日常。
会って撮ることができたという、そのふつうさ。
そのことが実はとてもすごくて劇的なことなんだと思っています。


それを撮りたいのです。

そういうものこそがやっぱりどうしたって、いろいろ忘れて忘れてすっころびそうなとき、
うちふるえるほどにやってくるものだとおもっています。

ぼくはなにも信じていないし、なにも見ていません。
それでもやっぱりあれこれそれを見たい、信じたいと願っています。


だからふつうでいいです。

鮮烈にふつうにお会いしましょう。


                             2012.8.8



だれでもなんでもアリにしたら、それも主旨が違うので、
なんの当事者かという自分についての言葉をください。
自薦他薦どちらでもいいです。
何かを抱えているペット、どこかの動物なども歓迎です。
ものすごくかっこいいたたずまいの樹とかもいいですねえ。

お金がないので関東付近を優先いたします。
遠方の方は本当に申し訳ないのですが、もしも関東にくる予定がありましたら
それに合わせるなどご一考のうえで連絡をくださるととてもうれしいです。

ぼくもいろいろなところに突発的にいくことがあるので、
関東に行く予定がない、家からでることができないなどの事情で
今すぐの撮影が難しくても一度ご連絡をくださるとうれしいです。
いつかの日、機会を合うその時を待ちたいです。


写真家の齋藤 陽道(さいとう はるみち)と申します。

わたしはろうでありながらろうの世界を知らずに
生まれてから十数年間を過ごしてきました。
しかし高校入学したろう学校でろうの存在を知りました。
手話という言葉で生まれて初めて自由に言葉を交わす感覚を知ったその時
わたしは初めて「人を知りたい」と痛烈に感じました。
そしてその想いは今、写真行為へとつながっています。

そこで障害をもつ撮影モデルとしてご協力して頂ける方を募集します。


身体障害から精神障害、性的マイノリティまで含め、
それらの者たちはこの社会による「健常」という定義に
必要な身体や感覚を欠いたり失ったりしていることで
他者には計りえない辛苦を味わっています。

だからこそわたしたちは「それでも生きなければならない」という
燃え立つような生命の本能がより強くあるのです。

それは障害者自身のみならず、周りの者をもまきこみ、かき抱く力があります。

【健常者にはない感覚や視点に満ち、研ぎすまされている存在】

わたしはそこに人間としての尊厳を見いだしています。

その尊厳を撮りたいのです。

 

人種、老若男女、障害の重軽度、撮影経験の有無などの制限はありません。

自薦他薦どちらも大歓迎です。

興味をお持ちくださったら気軽にメールでご連絡ください。

なおメールをくださる際には撮影イメージをつくるために
お名前、お住まいの地域、障害の状態、すきなことなどの
自己PRなどを書いてくださると助かります。


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